ONCA COFFEE

ROASTER'S SELECT EL SALVADOR

¥2,000

挽き目

◾️フレーバー特製
 芳醇な香りにまろやかでジューシーな甘み、丸みのある柔らかな酸味が特徴。ボディ感もほどよくあり、アフターテイストの余韻が心地よい甘みとともに消えていく飲みやすいコーヒーです。非水洗式(ナチュラル)で精選された、完熟したジューシーな果実感をお楽しみいただきます。

◾️焙煎ポイント
 ロスアルペスは生豆の状態から特徴的な強いフローラルな香りやジューシーで厚みのある甘さが印象的だった為、素材の持つ本来のフレーバーを出すことを意識し焙煎しました。焼き方をコントロールすることで、強い甘さや果実感を引き出しながら、余計なロースト感が残らないような焙煎方法で焼き上げました。

■コーヒー豆の注意事項

・使用上の注意:開封後はお早めにお召し上がりください。
(特に粉の場合は豆の状態より鮮度が落ちるスピードが早いことにご留意ください。)
・保存方法:密閉性の高い容器に入れて、常温の涼しい場所に保管をしてください。
※中期的に保管する場合 (開封から1週間~1か月)
 密閉性の高い容器に入れて、冷蔵庫に入れて保管をしてください。
 一回分づつ小分けしていただくとより鮮度が保たれます。

※長期的に保管する場合 (開封から1か月以上)
 密閉性の高い容器に入れて、冷凍庫に入れて保管をしてください。
 使用する場合は、霜がおりる可能性がある為、
 冷蔵庫に移してから常温に戻して使用してください。

■コーヒー豆について
※100g×2袋までのご注文は飛脚ゆうパケット便をご利用いただけます。
※詳細は配送についてをご確認ください。
200gを超えるご注文は、通常宅配便の発送となります。
5,000円(税込)以上のご注文で送料無料(宅配便で発送となります。)

■GOODSについて
通常宅配便での発送となります。(※5,000円(税込)以上のご注文で送料無料)

中米中部に位置し、グアテマラ、ホンジュラスと国境を接し、南は太平洋に面しているエルサルバドル。九州の約半分の国土(21.040㎢)に約649万人が暮らす、中米地域で最も人口密度が高い国です。火山が20以上ある火山地帯であり、火山灰を多く含んだ土壌はミネラルが豊富であること、日照量を調整する役割であるシェードツリーも腐葉土になることから、農地にはコーヒーノキを生育するに十分な栄養が備わっています。また、国土の殆どが高地で標高が高いため、気温が上がりすぎることもありません。雨季と乾季があり、降雨量も十分にあるエルサルバドルの環境は、コーヒー栽培における様々な条件に対して非常に優れていると言えるでしょう。そんな環境下でエルサルバドルは1970年代には小さな国土にも関わらず世界で3番目のコーヒー生産国となりました。しかしながら、経済の不安定化や軍事独裁政治への国民の反発などから内戦に突入。1992年までの長期にわたる内戦によってコーヒーの生産量も激減しました。さらに生産量の約60%を占めるブルボン種は病害虫への耐性が弱く、大規模なサビ病への感染により多くの古木が枯死してしまい、結果2014年以降コーヒーは総輸出量の約2%前後となりました。未だ生産量の十分な回復は見込まれていませんが、その代わりに、より品質の高いスペシャルティコーヒーの栽培、輸出に力が入れられています。
ロスアルぺス農園は、エルサルバドルの西部、サンタアナ火山の麓にあり、コーヒー栽培に最適と言われる豊
富な養分を含む火山性土壌に恵まれた環境です。1970年代から経営がスタートし、現在は5代目農園
主としてアイーダ・バドル氏が運営しています。
こちらの農園ではコーヒーの木に直接日光が当たりすぎないようにシェードツリーと呼ばれる木陰をつくる木々
を残し、農園全体を木陰が覆っています。そうすることでコーヒーの実はゆっくりと熟度を増していき、赤紫色
に完熟したコーヒーチェリーが育ちます。ピッカーと呼ばれるチェリーを収穫するスタッフが収穫期に何度も農園
を往復し、手摘みで収穫された完熟コーヒーチェリーは、コーヒー豆により濃厚な風味をつけるため、その果実
をつけたまま天日乾燥されます。今回はROASTERY’S SELECTIONシリーズでは初めて、【ナチュラル】で
精選された豆です。完熟したコーヒーチェリーのジューシーな果肉の風味が感じられることでしょう。
ちなみに、1杯のコーヒーを淹れるのに20gの豆を使用する場合、コーヒー豆は約166粒必要になります。
1つのコーヒーチェリーから2つコーヒー豆が採れるとして、コーヒーチェリー83個分です。農園で手摘みで収
穫をしてくれているピッカーの方々の労力に感謝しながら、私たちは彼らの作ったコーヒー豆の最終提供者と
して、お客様により豊かで充実したひと時を届ける役割を果たしたいですね。